SECRET CLINIC
5.0(50+)
「何パルスにしますか?」
100、200、300という数字が並ぶと、自然と多いほうがより強いように読めます。ですが、この数字は強さを表すものではありません。何を数えている数字なのかを先に見てこそ、比較ができます。
パルスは強度ではなく回数です
ソフウェーブは超音波を使う機器です。国内の公式資料基準では11.5MHzの超音波を使い、7つの円形トランスデューサーが搭載されており、皮膚の中の1.5mmの位置に作用するよう設計されています。
ここでいう1パルスとは、このトランスデューサーを皮膚に当てて一度作動させることです。その1回で、決められた面積分のエネルギーが入ります。
つまり、100パルスは100回押したという意味で、300パルスは300回押したという意味です。一度に入るエネルギーが3倍になるわけではありません。江南ソフウェーブの相談で数字だけを比べて誤解が生じるのは、たいていここです。
ソフウェーブのパルス数が決まる過程は単純です。1パルスがカバーする面積が決まっているので、どの範囲を漏れなくカバーするには何回必要かが自ずと決まります。
両頬だけならそこに必要な分だけ、フェイスラインまで下ろせばその分がさらに、首まで含めればまたその分が加わります。数字はこうして積み重なった結果です。最初から100や300という強さが存在するわけではありません。
この点を知ると、重要な事実が一つ見えてきます。同じ300パルスでも、どこに使ったかによってまったく違う施術になります。頬だけに300パルスを細かく使った場合と、頬・フェイスライン・首に分けて300パルスを使った場合では、各部位が受けた量が異なります。
ですから、他の場所で受けたパルス数と単純に比較するのは大きな意味がありません。
比較するには、どの部位に何パルスだったのかが一緒に必要です。
この点は、はっきりお伝えしたほうがよいでしょう。
国内の公式資料には機器の使用目的と技術仕様が記載されていますが、部位ごとに何パルスを使うべきかという推奨数値は記載されていません。
100・200・300という区分は、メーカーが定めた治療段階ではなく、医院で施術範囲をまとめて案内するために作られた構成です。
これは間違っているという意味ではありません。あらかじめ範囲を決めておくと案内しやすいからです。ただし、この数字を医学的な段階のように受け取ると判断がずれます。300という数字に医学的な権威があるわけではありません。
ですから、相談で聞くべきなのは「何パルスがよいですか」ではなく、「私の顔のどこまでを対象にするお考えですか」です。範囲が決まれば、パルス数はそこから決まります。
範囲を広げることと、同じ場所により多く当てることは別の話です。以下の場合は、数字を増やすほうが答えではないかもしれません。
・たるみよりも頬のこけが主な変化である場合 — カバー範囲を広げても、こけた部分が埋まるわけではありません
・肌が薄く刺激に敏感な場合 — 同じ場所に重ねて当てると、赤みが長引くことがあります
・以前の施術で不快感が大きかった場合 — 量よりも設定を先に調整するほうがよいです
・目的があご下の一か所に明確な場合 — 範囲を広げるより、その部位をきちんと扱うほうが適しています
リフティング回数を増やす方法も同じです。組織が反応して落ち着くには時間がかかり、その時間は施術を増やしても短くなりません。
シークレット医院でもパルス数を決めるときに、商品構成を先に選びません。どの部位を扱うかを決めたあと、その範囲をカバーするのに必要な数を決めます。
国内の公式資料基準では、この機器の使用目的は「両頬、あご、眉、首のしわを改善するのに使用する器具」となっています。承認は「顔」とまとめて示されるのではなく、このように部位を明記しています。
承認された部位がこのように定められていることは、相談でも意味があります。説明を受けるとき、その話がこの範囲内の内容かどうか確認してみるとよいでしょう。
現行の承認内容は、食品医薬品安全処の医療機器電子民願窓口の製品情報コーナーで、製品名で検索すると直接確認できます。
江南大路の皮膚科を複数比較しているなら、パルス数よりも以下を聞くほうが実用的です。
・どの部位を扱う予定か
・ その部位にそれぞれ何パルス使うのか
・なぜその範囲なのか — 今の顔で何が変わったと見ているのか
・今はやらなくてもよい部位はどこか
シークレット医院でも相談はこの順で進めます。最後の質問に答えが返ってくる相談は、概して信頼できます。足すことより引くことのほうが説明しにくいからです。
熱を使う施術のため、施術中に痛みを伴うことがあります。骨に近い部位や皮膚が薄い部位では、より敏感に感じることが多いです。
施術後に一時的な赤みや腫れが出ることがあり、たいていは特別な処置なしにおさまります。まれに熱による皮膚損傷や水疱が生じることがあるため、施術中にいつもと違う感じがしたらすぐにお伝えください。
得られた変化は永続的ではありません。施術後も老化は続くため、一度で終わる施術と考えないほうがよいです。
また、妊娠中の方、施術部位に炎症や傷がある場合、最近同じ部位に別の施術を受けた場合には、実施の可否を先に相談する必要があります。シークレット医院でもこれらの項目は問診で先に確認します。
ソフウェーブのパルス数は強さではなく回数であり、その回数はカバーすべき面積から出てきます。だから、数字だけを切り取って比べても意味は生まれません。
公式資料に部位別の推奨パルス数が定められていないことも、あわせて覚えておくとよいでしょう。100・200・300は案内のための構成であり、医学的な段階ではありません。
相談で決めるべきなのは数字ではなく範囲です。範囲が決まれば、数字はついてきます。