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フィラーとボトックス、なぜ一緒に検討するのでしょうか?
フィラーを考えるとき、単に「何cc入れるか」よりも、今の顔のどの部分を補いたいのか、顔全体の構造とバランスを先に見ることが重要だとお伝えしました。
しかし、実際の顔の印象は一つの要素だけで決まりません。
頬やこめかみのようにボリュームの影響を大きく受ける部位がある一方、眉間や額のように表情を作る際の繰り返される筋肉の動きがしわに影響する部位もあります。
したがって、2つの施術を無条件に一緒に行うのではなく、現在の悩みがボリュームや構造に関するものなのか、筋肉の動きに関するものなのか、あるいは複数の要素が同時に影響しているのかを先に確認することが重要です。
フィラーとボトックス、何が違うのでしょうか?
ボリューム補完が必要な部位 - 頬.前頬-こめかみ-顎、あご先
筋肉の動きによるしわの改善- 額- 眉間 - 目元
フィラーは、特定の部位に物質を注入し、不足して見えるボリュームや輪郭などを補う目的で検討されることがあります。
たとえば頬やこめかみ、唇、あごなどの部位では、必要なボリュームや形だけでなく、周囲の顔の構造とのバランスもあわせて確認します。一方、ボトックスは神経から筋肉へ伝わる信号を一時的に抑え、該当する筋肉の動きを減らす原理を利用します。表情を作るときに繰り返し動く筋肉によって生じるしわや、特定の筋肉の発達が顔の輪郭に影響する場合などに検討されることがあります。
フィラーは主にボリュームと形をみる施術であり、
ボトックスは筋肉の動きと力をみる施術だと理解できます。
ただし、実際の施術の有無や部位、製品および量などは、個人の顔の構造と筋肉の動き、皮膚と軟部組織の状態を確認したうえで決める必要があります。
顔の変化がすべて「ボリューム不足」のせいではありません
骨格構造-脂肪およびボリューム-皮膚および軟部組織-筋肉の動き
鏡を見て特定の部位がへこんで見えたり、しわが目立つと、自然と
「ここにフィラーを入れればいいのでは?」と考えるかもしれません。
しかし、目に見える線や凹凸が必ずしもボリューム不足だけで現れるわけではありません。
顔の骨格と脂肪、皮膚と軟部組織の状態だけでなく、表情を作る際に繰り返し動く筋肉も顔の形やしわに影響するためです。逆に、筋肉の動きだけを調整しても、不足したボリュームが補われるわけではありません。
そのため、単に「どこがへこんでいるか」「どこにしわがあるか」だけを見るのではなく、今見えている変化にどの要素が影響しているのかをあわせて確認します。
そのため、一緒に考える場合があります
今の顔でボリュームと構造の影響が大きいのか、筋肉の動きがより影響しているのかを区別し、必要な範囲を判断することが重要です。
だからといって、すべての人にフィラーとボツリヌストキシンを一緒に行うべきだという意味ではありません。
現在の状態によってはフィラーのみを検討することも、ボツリヌストキシンのみを検討することもあり、両方の施術が不要な場合もあります。
何もしていないときと表情を作るときをあわせて見ます
顔は、何もしていないときと、笑ったりしかめたりするなど表情を作るときで見え方が変わります。
そのため、相談の過程では正面でじっとしている顔だけを確認するのではなく、必要に応じて笑う、眉を上げる、眉間をしかめるなど表情を作ったときに筋肉がどのように動くかも確認します。
人によって筋肉の使い方や動きの程度は異なり、左右差が見られることもあります。
そのため、顔の静的な形だけでなく
表情を作ったときに現れる動きまであわせて確認すると、今の悩みにどの要素が影響しているかを判断するのに役立つことがあります。
施術前に副作用と注意事項も確認する必要があります
フィラー施術後には、一時的な腫れ、あざ、痛み、圧痛などが現れることがあります。
個人の健康状態や施術部位、使用する製品などによって起こり得る異常反応には違いがあるため、施術前に医療スタッフと予想される反応や注意事項について十分にご相談ください。